沖縄の南で台風5号(チャンミー)が発生、今後発達しながら北上し、沖縄本島地方の西を通過する見込みです。
9日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて沖縄地方に接近する見込みです。先島諸島、沖縄本島では雨風が強まり、大東島や宮古島の海上もしけるため気象庁が注意を促しています。
今後の進路図を「米軍」の台風情報期間「JTWC」、「気象庁」等で比較、確認していきたいと思います。
今回の台風5号は沖縄を通過したあと、東シナ海を北上する見込みですが暴風域には九州も含まれる可能性があります。また進路がずれる可能性もあるので最新情報に十分注意していきましょう。
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目次(こんなことがわかります)
台風5号/チャンミーの進路図・米軍
台風5号「チャンミー」の位置は米軍(JTWC)によると以下のように発表されています。
画像中央の赤い字、「TD05W」が台風5号です。
(米軍進路図は協定世界時/UTCで表示されており、9時間を足して8月9日の日本時間深夜2時時点の情報になります。)
米軍JTWCによると、台風5号は今後以下のルートを辿って進むと予想されています。
台風の中心は青い線上になりますが、台風5号は東側に広い強風域(15m/s以上)を持っているため、台風の東側で風が強まる可能性があるとのことです。
「09/06Z」=+9時間で、8月9日の15時以降沖縄本島付近に到達する予想のようです。その前から雨風は強まりますので道路の冠水、河川の増水など十分に注意が必要です。
沖縄に接近したあと、東シナ海を北上し、大陸に沿って進んでいくようです。
台風5号/チャンミーの進路図・気象庁
台風5号(2020チャンミー)の進路について、「気象庁」からは8月9日9時50分の発表時点では以下の通り発表されています。
■進行方向と速さ:北 35km/h(18kt)
■中心の気圧:998ヘクトパスカル
■中心付近の最大風速 :20メートル
■最大瞬間風速:30メートル
今後の進路予想は、
09日21時の予報:奄美市の西約330km
↓
10日09時の予報:五島市の西約170km
↓
11日09時の予報:日本海(温帯低気圧に変わる)
と予想されています。
台風5号/チャンミーの沖縄・九州上陸は?
台風5号(チャンミー2020)は、米軍&気象庁の進路図ともに、
「沖縄・先島諸島付近を通過し、大陸方面へ進み東シナ海に抜ける」というルート予想になっています。
8月9日(日)の9時50分点ではまだ沖縄の南南西380kmに位置しています。
台風5号は東側に広い強風域を持っているため、暴風域に入らずとも九州地方でも雨風が強まる可能性があるようです。十分にご留意の上ご注意ください!
今後台風が連続して発生していく可能性があります。最新情報を確認しながら注意して過ごしたいですね!