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台風8号(ニパルタック)のたまごである熱帯低気圧が発生し、正式に台風8号となりました。
台風シーズンに突入ですが、台風8号の進路や現在地について、また日本への影響について最新の情報が気になりますね。
こちらではアメリカ米軍(JTWC)や気象庁・ヨーロッパ中期予報センターなどの台風8号の進路図を比較しながら最新情報をお伝えしていきます。
台風の定義は「熱帯低気圧の風速が 17.2m/s を超える」ことが含まれますが、熱帯低気圧のままでも十分影響がある場合がありますので注意していきましょう!
また、台風に発達した際には日本への接近場所や上陸の可能性なども確認していきたいと思います。
目次(こんなことがわかります)
台風8号たまごの最新情報
アメリカ米軍による台風警戒センター(JTWC)によると、太平洋上に「台風8号」(たまごから発達)があると発表され、日本の気象庁からも正式に台風8号と発表され進路も公開されました。
台風8号は7月28日(水)15時に秋田県沖で温帯低気圧に変わりました。
以下はそれまでの情報になります。
台風8号は現時点での進路予想は日本の東の海上を西に向かって進んでいます。
27日〜28日にかけて関東〜東北を縦断しそうですが、まだ予報は変わる可能性があるようです。
27日には進路を徐々に北に変えて進む見込みで、東北地方に上陸する可能性があります。
米軍では台風8号の姿を捉えており、「TD11W/NEPRTAK」と示されています。
世界協定時刻での表示となり、日本時間に置き換えるには「+9時間」をしてみていきます。
【台風8号 温帯低気圧に】
7月28日(水)15時に、台風8号(ニパルタック)は秋田県沖で温帯低気圧に変わりました。
台風が消滅したあとも、上空の寒気や湿った空気の影響で低気圧の中心から離れた所で局地的に激しい雨が降っています。明日にかけても大雨に注意してください。https://t.co/P3FEPK8S1L pic.twitter.com/nhM44A06Xt— ウェザーニュース (@wni_jp) July 28, 2021
まず台風のたまご(熱帯低気圧)の発表がされたのち、発達度合いにより「台風」とされます。
その場合、熱帯低気圧の「風速」が17.2m/Sを超えるかどうかが目安となります。
また、台風には台風委員会で決定している台風名がつけられます。
台風8号は「Nepartakニパルタック(有名な戦士の名前)」が付けられます。
台風8号の米軍(JTWC)台風警報センターの進路図
アメリカ国防総省の機関である「米軍合同台風警戒センター(JTWC)」では、台風や津波などの発生を予想して発表しています。
こちらでは「台風8号」を捉えており、進路予想も発表されました。
最初、台風のたまごは熱帯擾乱から始まります。その後、台風(もしくは熱帯低気圧)に発達する可能性やスピードに合わせて表示の色が変化します。
今後、この熱帯擾乱がさらに発達し「台風」などになると表示が変化していきます。
ただ、そのまま台風にならず消滅する可能性もありますので確認していきたいと思います。
(米軍)7月26日18時00分
台風8号(ニパルタック)の位置
進路予想図については以下のように発表されています。
世界協定時刻での表示となり、日本時間に置き換えるには「+9時間」をしてみていきます。
台風や熱帯低気圧の発表は以下のように表記で表されます。
米軍の衛星進路図の見方
【黄色い丸(LOW)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い。
【オレンジ色丸(MEDIUM)】熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる。
【赤色丸(HIGH)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い。
【赤色矢印】熱帯低気圧(台風含む)
熱帯低気圧の状態でも進路図は発表されます。
台風8号の気象庁の進路図
日本の気象庁でも正式に台風8号の発表が出されました。
気象庁でも進路予想は「日本の東」とされて進んでいましたが、こちらでも28日夜現在「温帯低気圧」に変わったと発表されています。
台風8号の進路は以下の通りでした。
(気象庁) 7月28日
台風8号が発生しています。
なお、台風の発達には「海面水温」が大きく関係してきます。
海面水温が「26.5度以上」になると台風が発達します。
太平洋の南側では海面水温が高い状態なので熱帯擾乱が発生しやすい環境となっています。
台風は海面水温が高い地域に長く止まると大きく発達することがあります。このまま台風になるかが気になるところです。
台風8号:Windyの進路予想は?
オンライン天気予報「Windy」では9日先の天気予報をわかりやすく見ることができます。
雨・風・雪・波の様子などもリアルに可視化してくれるので非常にわかりやすいと評判です。
チェコ提供のサービスですが、ヨーロッパ中期予報センターのデータがベースとなっており、信憑性が高いですよ!
台風18号のヨーロッパの進路予想は?
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)では「10日先」までの気象情報・進路予想を見ることができます。
こちらもヨーロッパで信憑性の高い気象予報として有名です。
以下は「東アジア」地域の進路予想図になりますが、現在は米軍が示した場所に、熱帯低気圧や台風と見られる予想がでていました。
日本接近はいつ?上陸の可能性についても
台風8号のたまごが発生しました。米軍や気象庁のいずれでも台風8号が発表され、太平洋側から東北に上陸、7月28日に秋田県沖で温帯低気圧に変わりました。気象庁やヨーロッパ中期予想センターでも同様の進路をとらえました。
これから夏が到来し、南の海面水温はどんどん上昇します。台風になる熱帯擾乱が発生しやすい時期となりますので、台風情報には十分に注意していきましょう!
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