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台風8号(Meariメアリー)のたまごが発生し、台風への発達が着目されています。進路はお盆付近に日本へと接近する予想となっており注意が必要です。
こちらでは台風8号の最新進路や現在地、日本への影響について、米軍(JTWC)や気象庁・ヨーロッパ中期予報センターなどの台風8号の進路図を比較しながら最新情報をお伝えしていきます!
また、台風に発達した際には日本への接近場所や上陸の可能性なども確認していきたいと思います。
目次(こんなことがわかります)
台風8号の気象庁の進路予想
台風8号のたまごは気象庁でも観測されており、現在「低気圧b」として以下のような予想をしています。
8月11日(木)6時現在、存在位置は日本の南とされており、北北西に向かって進んでいます。
13日(土)には御前崎の南南西約130kmに到達し、14日(日)には日本の東へと抜ける予想とのことですが、予報円の真ん中を通った場合、週末に関東を直撃する可能性があるとして注意が呼びかけられています。
今後の発達状況が気になりますが、台風は海面水温が高く湿った海域を通過することで勢力を増していく可能性がありますので、早めの備えをおすすめします。
また、台風には日本・アメリカも加盟している「台風委員会」で決定している台風名がつけられます。台風8号のたまごは正式に台風になると「Meariメアリー」と名付けられますよ!
台風の強さ/種類
気象庁では風速が「17m/s(34kt)以上」(=1秒間に17メートル以上、の意味)になると「台風」となります。
以下のように強さや種類が定義づけられています。
今回の台風8号は11日の現時点では「熱帯低気圧」とされていますが、今後風速が強くなると「台風」となります。
熱帯低気圧 | 最大風速 < 17m/s (34kt) |
---|---|
台風 | 17m/s (34kt) ≦ 最大風速 < 25m/s (48kt) |
台風 | 25m/s (48kt) ≦ 最大風速 < 33m/s (64kt) |
強い台風 | 33m/s (64kt) ≦ 最大風速 < 44m/s (85kt) |
非常に強い台風 | 44m/s (85kt) ≦ 最大風速 < 54m/s (105kt) |
猛烈な台風 | 54m/s (105kt) ≦ 最大風速 |
海面水温
台風の発達には「海面水温」が大きく関係しており、海面水温が「26.5度以上」になると台風が発達すると言われています。
太平洋の南側ではこの時期は海面水温が常に高い状態なので、熱帯擾乱が発生しやすい環境となっています。
次々に台風が発達することが多いのもこのためです。
なお、台風は海面水温が高い地域に長く止まると大きく発達することがあるので勢力の変化にも注意が必要です。
台風8号の米軍(JTWC)台風警報センターの進路図
ハワイにあるアメリカ国防総省の機関「米軍合同台風警戒センター(JTWC)」では、台風や津波などの発生を予想して発表しており一般人でもアクセスが可能です。台風8号のたまごは米軍(JTWC)でも捉えられています。
衛星図の見方
JTWCでは、地球上を3つのエリアにわけて捉えています。
日本海域の衛星画像は西部北太平洋エリア「ABPW ( ABbreviated Pacific West )」部分で確認することができます。
丸の見方
最初、台風のたまごは「熱帯撹乱」から始まります。米軍ではまず台風のたまご(熱帯低気圧)の発表がされたのち、発達度合いにより「台風」とされます。
その場合、熱帯低気圧の「風速」が17.2m/Sを超えるかどうかが目安となります。
【熱帯擾乱とは】熱帯地方に生じる大気の乱れ。 波状になることが多く、熱帯低気圧となって台風やサイクロンにまで発達することがある。
引用:コトバンク
その後、熱帯低気圧や台風(もしくは熱帯低気圧)に発達することがあるものですが、米軍ではその発達予想をスピードに合わせて色を変えて表示しています。
米軍の衛星進路図の見方
【黄色い丸(LOW)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性は低い。
【オレンジ色丸(MEDIUM)】熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる。
【赤色丸(HIGH)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い。
【赤色矢印】熱帯低気圧(台風含む)
熱帯低気圧の状態でも進路図が発表されることもあります。
今後、この熱帯擾乱がさらに発達し「台風」などになると丸の色が変化していきます。
ただ、そのまま台風にならず消滅する可能性もありますので確認していきたいと思います。
進路図の見方
米軍の進路図は「世界協定時刻」で表示されています。そのため日本時間に置き換えるには「+9時間」をしてみていきます。
米軍ではまだ台風8号のたまご(90W)についての進路図は発表されていません。
今後発表され次第、情報を追加していきます。
台風8号:Windyの進路予想は?
チェコ提供のオンライン天気予報サービス「Windy」では、9日先の天気予報までわかりやすく見ることができます。
台風8号のウェザーニュースの予報情報
台風8号のウェザーニュースの情報を見てみましょう。
お盆休みには東日本に接近する見込みとのこと。関東にも強い雨が降るとの予想が出ています。
【発生すれば「台風8号」】
8月11日(木)3時現在、日本の南で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しています。お盆休みの週末13日(土)頃に東日本に接近し、進路次第では関東などで強い雨を降らせる可能性があります。https://t.co/weiBfeb7oW pic.twitter.com/mko2nvLZMs
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 10, 2022
【熱帯低気圧が発達 台風8号か】https://t.co/ii1TnaGIRF
発達する熱帯低気圧の進路予報は、ウェザーニュースアプリのレーダータブ「台風モード」からズーム可能な地図で閲覧可能です。
▼アプリの台風モードが開きますhttps://t.co/tBPpZfMueC pic.twitter.com/5xOV939Kfs
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 10, 2022
台風8号の日本への上陸の可能性は?
台風8号はちょうどお盆ごろに日本列島へと接近する見込みとなっています。
上陸についてはまだわかっていませんが、12日夜には静岡県の御前崎付近に到達、その後13日にかけて東日本に接近するようです。
気象庁が出している予報丸の真ん中を通った場合には関東を直撃する可能性もあるようです。
早めの対策で十分に注意していきましょう!
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