台風12号(オーマイス)が発生しました。進路予想が気になりますね!
台風発生直後は進路予想がずれることが多く、各所で予想が違う時もあるようです。
こちらでは、台風12号の今後の進路について、アメリカ米軍(JTWC)、気象庁、windyなどの最新の進路図を比較していきたいと思います。
また、近頃大きな被害が出やすい台風ですが、沖縄・九州などへ接近・上陸があるかについても確認していきたいと思います!
目次(こんなことがわかります)
台風12号の米軍と気象庁の進路予想比較
台風12号の進路比較:8月21日(土)
アメリカ米軍による台風警戒センター(JTWC)によると、台風12号の進路予想は沖縄・九州方面へ接近する予想となっています。
米軍レーダーの進路予想は「世界協定時刻」での表示となり、日本時間に置き換えるには「+9時間」をしてみていきます。
進路図によると、21日21時頃には沖縄の南に位置し、22日9時には石垣島に接近する予報となっています。
その後23日以降には進路を変えて、朝鮮半島方面へ進む見込みとなっており、途中九州付近も通過する予報な点が気になります。
(「23/00Z」と示されたあたりから「24/00Z」となっている部分で進路が東にずれています)
このあたりが気象庁とは多少違う進路のようで、今後の進路が気になるところです。
米軍の海軍・空軍が合同でハワイ州に設置しており、その精度は高いと言われています。
続いて、台風12号について気象庁の進路予想を確認してみましょう!
気象庁では台風12号は21日15時45分現在「沖縄の南」に位置しており、1時間におよそ25キロの速さで「北西」に進んでいると発表しています。
気象庁の進路予想によると、今後の進路は、
・22日0時 宮古島宮古島の南南東約210km(進行方向:北西 20km/h(10kt))
・22時12時 宮古島付近(進行方向:北北西 20km/h(10kt))
・23日9時 東シナ海
となっており、23日には熱帯低気圧に変わる見込みと出しています。
気象庁は米軍と違って朝鮮半島へ進む予想にはなっておらず、九州にも接近しないようですが、進路は変わる可能性も大きいため、今後の進路が気になります。
なお、台風12号は21日現在は、
・中心の気圧は998ヘクトパスカル
・中心付近の最大風速は23メートル
とされています。
大型で強烈ではないももの、暴風域に入ると雨風は強く危険ですので十分な注意が必要です。
台風12号windyの進路予想
チェコが提供している気象サービス「Windy」では9日先の天気予報を視覚的に見ることができます。
風の流れや強さなど、一眼でわかるため釣り人やダイバーにも人気!
WEBやアプリの両方で見れるため携帯などで確認も可能ですが、データ自体はヨーロッパ中期予報センターの予報がベースとなっており、信憑性が高いといわれています。
雨・風・雪・波の様子などもリアルに可視化してくれるので非常にわかりやすいと評判ですよ!
台風12号ウェザーニュースの進路予想
台風12号についてウェザーニュースの進路予想を見てみましょう。
ウェザーニュースでは、進路は東シナ方面に進み、西日本へも影響があるかもしれないと発表しているようです。
こちらでも同じく週明けには温帯低気圧に変わる見込みと発表しています。
【台風12号発生】
8月20日(金)21時、フィリピンの東で台風12号(オーマイス)が発生しました。
明後日22日(日)に沖縄に接近する見込みです。その後は東シナ海へ進み、進路次第では西日本にも影響が出る可能性があるため、今後の情報に注意してください。https://t.co/MgfLaOECeu pic.twitter.com/mw4r4slSU4
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 20, 2021