台風3号(グチョル)のたまごがフィリピンの東で発生し、正式に台風へと発達しました。

こちらでは台風3号についての最新の台風情報や最新の進路予想、日本への接近や影響があるか?などについての台風情報を、

気象庁
米軍 台風警戒センター(JTWC)
ヨーロッパ中期予報センター
windy

などの予報から比較してお伝えします。

各地梅雨入りしており、梅雨前線を刺激して大雨などの被害が広がる可能性もあります。十分に注意して過ごしましょう。

台風3号2023の最新進路予想は?

台風3号のたまごである熱帯低気圧はフィリピンの東で発生しました。今後台風へと発達し進路を定めていきます。

こちらでは台風3号の最新進路や勢力などについて随時更新してお伝えします。

6月7日 9時の台風情報と予想

台風3号は6月7日現在の予想ではしばらくフィリピン近海で停滞し、その後ゆっくりと日本の沖縄方面へと進む予想になっています。

初めはゆっくりとした動きのようですが、今後台風2号と同じようなルートを辿る可能性が予想されています。

  • 方向・速さ:北 15km/h
  • 中心気圧:998hPa
  • 最大風速:20m/s
  • 瞬間最大風速:30m/s

台風3号は世界の「台風委員会」で用意された140個中の135番目の名前「Guchol(グチョル)」と名づけられます。ミクロネシア提供で「うこん」の意味!

 


台風3号2023の米軍(JTWC)の進路予想は?

アメリカの米軍の合同台風警報センター(JTWC)の予想図では、台風3号たまごの発生を捉えています。

米軍JTWCはアメリカ海軍と空軍が、共同でハワイに設置したアメリカ国防総省の機関で、精度が高いと評判です。

台風の発生や状況をいち早く捉えると有名!米軍の進路図は「世界協定時刻」で表示されるので、日本時間に置き換えるには「9時間を足して」みていきます。

 

米軍の予想図

下の図にある赤い矢印「TD03W」が台風3号のたまごです。はっきりとした雲の塊が見えます。

「TD」はTropical Depression=熱帯低気圧、の意味で風速が17.2m/s未満のものを指します。

風速が早まり、6月7日には「TS」Tropical Storm=台風となりました。中心気圧が下がり勢力が強くなると台風の目もはっきり写ってきます。

6時間ごとに更新されていきます。
【6月7日時点】
【6月6日時点】
台風3号JTWC
引用元:米軍JTWC

米軍の進路予想

米軍JTWCの進路予想では、台風3号は比較的ゆっくりとした速度で日本の沖縄付近に進む進路となっています。

沖縄付近には6月11日前後に南大東島、沖縄本島付近に近づく見込みとなっています。

「11/06Z」は6月11日の6時の意味ですが、日本時間では11日の15時となります。

【6月7日時点の進路予想】

 

【6月6日時点の進路予想】

台風3号米軍進路図

 

引用元:米軍JTWC

 

台風3号2023の気象庁の台風情報と進路予想

気象庁の台風情報では最初「熱帯低気圧a」として発表されていますが、6月6日の22時5分に「台風3号」として正式に発表されました。

予報円はすでに発表されておりますが、現在は停滞しており、今後はゆっくりとした速度で進路をとる様子です。

今後の予想では、日本の南に到達するのは6月11日21時の予想で、その時点での勢力は965hPa前後と予想されています。

【台風第3号(グチョル)】予想

2023年06月07日15時50分発表

07日15時の実況
■存在地域:フィリピンの東
■進行方向、速さ:北西 15 km/h (8 kt)
■中心気圧:994 hPa
■中心付近の最大風速:23 m/s (45 kt)
■最大瞬間風速:35 m/s (65 kt)

 

台風3号気象庁

 

引用元:気象庁の台風情報

 

台風3号2023のヨーロッパ中期予報センターの進路予想

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)はスーパーコンピューターを使った計測で、信憑性の高い気象予報です。

「10日先」までの気象情報・進路予想を見ることができてとても便利です。

こちらでも台風3号の存在が確認されており、日付を進めると6月11日に日本の南に位置しているのがわかります。

その後同じように、日本の南の海上を通過する見込みです。

台風3号ECMWF

引用元:ECMWF

台風3号2023のWindyで見る進路は?

チェコが提供しているオンライン気象予報サービス「Windy」 での進路をみていきましょう。

WEB・アプリで雨・風・雪・波の様子を視覚的にリアルに見れる天気予報として、国内でも人気が高まっています。

サーファーや釣り人にも人気!データはヨーロッパ中期予報センターのデータで信憑性も高いといわれています。
Windyでもフィリピンの東に風の渦が確認できます。左下の矢印をタップすると、9日先までの予想が流れで見れます。段々と渦が強くなり、11日に沖縄付近、その後日本の南を通過していく予報です。

 

 

引用元:Windy

台風3号2023日本気象協会tenki.jpの進路予報

日本気象協会が運営する「tenki.jp」でも台風3号の発生が発表されています。

他の予想と同じように、6月11日の夜に日本の沖縄付近に接近する見通しとなっています。

はじめはほとんど停滞しているものの、9日にかけて強い勢力の台風となるので日本の南に接近する際は注意が必要です。

台風3号tenki.jp

引用元:tenki.jp

 

台風3号2023の日本への接近と上陸はある?勢力についても

気象庁、米軍、ヨーロッパなど各国の予報を見ると、台風3号2023(グチョル)は始め停滞しているものの、フィリピンの東の海上で十分に勢力を強め、今後ゆっくりと日本の南に北上していく予報となっています。

日本の南に到達するのは6月11日の21時前後の見通しで、その後日本の南の海上を進む予想です。

予想は変わる可能性もありますので常に最新の情報を確認することをおすすめします。

徐々に気候が高くなってきており台風の勢力が強くなる傾向にあるので、十分に注意して過ごしましょう!

 

 

 

 

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