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台風シーズンも終わりに近づいていますが、台風19号のたまご(熱帯低気圧)の発生について確認したいと思います。
アメリカ米軍台風警戒センター(JTWC)や気象庁、ヨーロッパ中期予報センターの進路予報から確認していきたいと思います!
10月も終わりになりますが、まだ台風が発生する可能性はゼロではありません。10月に入っても台風のたまごは発生しており、位置によっては日本接近の可能性もあります。
熱帯低気圧の風速が 17.2m/s を超えると「台風」とされていますが、台風19号が発生した場合、日本列島への上陸・可能性があるか、場所がどこか?(九州・関東への影響)なども合わせてお伝えしています。
目次(こんなことがわかります)
台風19号:米軍アメリカJTWCの進路図
アメリカの海軍と空軍が共同で設置した国防総省の機関「米軍台風合同警戒センター(JTWC)」では、台風のたまごや熱帯的圧の発生や予報を素早く知ることができます。
米軍では現在は先の台風19号のたまごを捉えています。
(米軍)10月26日15時
日本の南に台風19号たまご「99W」があります。
台風や熱帯低気圧のたまごが見つかると、発達段階に合わせ丸印などで表記されていきます。
通常、台風のたまごや熱帯低気圧が発生すると進路図なども発表されていきます。
米軍の進路図に記載されている時間は「協定世界時」のため、「+9時間」をして日本時間に置き換えることができます。
【オレンジ色丸(MEDIUM)】熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高いが24時間以上かかる。
【赤色丸(HIGH)】24時間以内に熱帯低気圧(台風含む)に発達する可能性が高い。
【赤色矢印】熱帯低気圧(台風含む)
また、台風19号が発生した際の名前は韓国が提供した「Goniコーニー(白鳥)」になります。
台風19号:気象庁の進路図
気象庁では現在まだ「台風19号」は発表されていません。(記載されているのは台風18号です)
台風19号が発生すると、進路図や予報が発表されます。
(気象庁) 10月26日21時45分
気象庁の発表は比較的慎重と言われていますが、日本に影響がある熱帯低気圧についても発表されることがあります。
気象庁が発表している天気図を見ると、「TD=熱帯低気圧」の文字があります。
また、台風の発生に大きく関係する「海面水温」を見ると、日本の南には30度を超えるエリアがあります。
まだ台風の発生の可能性がありますので、注意して見ていきたいと思います。
台風19号:Windyの進路予想は?
釣り人やダイバーなど多数が愛用する、気象サービス「Windy」(チェコ提供)
ヨーロッパ中期予報センターのデータを使って、風や波などを可視化して見れるため、台風になりそうな風の渦などを素早く見つけることができます。
9日先までのデータを見れますが、台風のたまごになりそうな、大きな風の渦は見つかりませんでした。
台風19号:ヨーロッパの進路予想は?
「ヨーロッパ中期予報センター」では10日先の予報を見ることができます。
「東アジア」付近の様子を見てみましたが、しばらくは台風14号になりそうな等圧線の変化はありません。
今後台風のたまごが発生しそうな際に素早く見つけることが出来るので確認していきます。
中期気象予報のための数値解析手法を開発している国際組織。イギリスにあり、ヨーロッパ22ヶ国が加盟しています。
台風19号の日本上陸や本州への影響は?
台風19号はまだ発生していません。
日本の南では海面水温が高く台風に発達する可能性が高いです。
ただ、日本の周辺の海面水温はだいぶ下がっており、台風が近づいた場合にどのような進路をとるか、はまだわかりません。
日本の沖縄・九州方面へ進むか、本州付近へ進むか、など気をつけて見ていきたいと思います。
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